O157(O-157)感染情報 〜無認可保育所で園児5人が感染〜
無認可保育所でゼロ歳から五歳までの園児5人が病原性大腸菌O157(O-157)に感染し、うち3歳の女児が死亡した。ほかに2人が下痢などの症状で入院したが快方に向かっている。集団感染の可能性が高いとみて感染経路などを調査している。大阪市でO157(O-157)による死者は初めて。死亡した女児は先月29日に激しい下痢の症状を訴えて入院し、6日午前に死亡した。通園する園児31人のほぽ全員が昼に給食を食べており、先月21日から28日分の給食を検査している。保育所は昨年8月の立ち入り調査で、2人以上の配置が義務付けられている看護師か保育士の有資格者がいないことが分かり、文書で改善指導を受けている。保育所の経営会社社長は記者会見で「社会に不安を与えて申し訳ない」と陳謝し、7日から休園する考えを明らかにした。給食が原因との見方を否定し、「二次感染が防げなかった」と説明した。
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